カリステモン(ブラシノキ)
オーストラリアが原産のこの花はオシベの色が鮮やかな紅色でまさに試験管を洗うブラシにそっくりな形をしていますね。

潅水は葉が厚めで乾燥には強そうですが、鉢植えは特に春から夏の間はほしがるだけ(鉢土の表面が白くなったら)与えてください。

肥料は花が終わった後に施しますが、少な目の方が翌年の花月が良いようです。
日陰を明るく演出してくれるリーダー的存在のギボウシ達は夏が主役。
6月ごろになると葉の中からカンザシのような花を咲かせ、品種によってはほのかに甘い香りのする(フレグランスブーケ;写真)物も有ります。

斑入りや黄金の葉を持つものは直射日光や水切れに弱く、葉焼けを起こす事が有りますので、夏の西日が厳しい場所ではご注意ください。

その他では特に場所を選ばす、葉の小さなカピタンなどは和物寄せ植えなどには最適な品種です。
ギボウシ類
ガマズミの園芸品種で、花からは芳しい良い香りが漂います。
もちろん切花にしてもお楽しみいただけます。きっと、お部屋に香りが広がる事でしょう。

また、鉢植えはもちろんですが、庭植えにしてもさほど土質を選びません。
半日陰ぐらいなら花付きに影響はなく、樹高も2m程度でコンパクトにまとまります。

管理は、肥料は少なめが良いでしょう。花後に置肥を施してあげてください。
また、まれに春にハムシの被害があるようです。見つけ次第取り除いてください。
ガマズミ“カールセファーラム”
在来のキンシバイより葉が細かく全体的に小型タイプの印象があり、他との組み合わせも合わせやすい手ごろな大きさが嬉しいですね。

名前のトリカラーはフランスの三色旗トリコロールから来ているものですが、綺麗な斑入りの葉を見ますと緑・白・赤になりますので、さしずめイタリアの国旗になりますね。

ところが、緑一色の葉がでてくる事が有ります。これを見つけ次第に枝ごと切り取ってください。ほって置くと斑入りの葉がなくなって全て緑の枝に変わってしまいますので御注意ください。

花が終わった後に、伸びすぎている枝は必要な長さまで切戻し、置肥を施してあげて下さい。
キンシバイ“トリカラー”
タニウツギ“バリエガータ”
メギ“ローズグロー”
サクラウツギ
葉にレモンイエローの斑が入っているので、とても明るいイメージが印象的です。
淡いピンクの花が可憐で人気が有ります。

本来は日向を好みますが、半日陰の方が斑入りのやわらかい雰囲気が日陰を明るく楽しませてくれます。花付きに影響はほとんどないでしょう。
レンガ色の背景が有る場所などで組み合わせると、そのコントラストが一層引き立ちます。

開花後バランスよく間引くように根元から剪定してください。すると小枝を多く出し、樹形が美しくまとまります。
また、花後と早春に置き肥を施してあげてください。
枝や根を煎じた黄色液は、目の病気に効果が有るとされ、この煎じ液で洗眼すると良くなるということから目木(めぎ)の名がついたといわれています。 (処方は専門の方にお尋ねください。)

この「ローズグロー」は紫色の葉を持ち、小さな黄色の花を咲かせ、後に赤い実を付けますので、観賞期間がとても長い植物です。

葉の色がシックですので、草花と組み合わせると全体が引き締まって見えます。
刈り込む事によって丸い玉状に仕立てる事もできます。
但し、鋭いトゲが有りますので、植え付けの前に切り取ってしまう事をお勧めします。
特に小さいお子様にはご注意を!
サクラに似た淡いピンクの花を全体にびっしりと咲かせてくれますが、ソメイヨシノのように大木になりませんので、小スペースの庭に向いています。
性質が強健で、土質を選ばず、半日陰でも充分咲いてくれますので人気が有ります。

開花後バランスよく間引くように根元から剪定してください。すると小枝を多く出し、樹形が美しくまとまります。
また、花後と早春に置き肥を施してあげてください。
アヤメの仲間に先駆けて咲いてくれるこの花は「シャガ」に近い品種です。
特筆すべきは、このコンパクトな草丈です。庭植えにしてもせいぜい20cm程度と
超ミニサイズ。

草物盆栽の素材としてはもちろん、庭植えでは乾燥した場所に適しているので、
管理もラクラク。

注意して頂きたいのは、植え替えの時。カメの甲羅のような塊根の背中が地表に
出るように植えつけるのが元気に育てるコツです。

開花後に花を咲かせてくれたお礼に置き肥を施してあげてください。

もっと詳しく
ミニアヤメ(アイリス・クリスタータ)
フイリヤマブキ
シロバナウツギ“キャンディダ”
日陰でも上手に花を咲かせてくれるヤマブキは、
日陰をこがね色に明るく彩ってくれます。
この「スイリヤマブキ」それにもまして、葉に白斑が入っているため
その効果は抜群です。

勢い良く伸びすぎる枝もなくコンパクトにまとまるので、管理がラクラク。
山吹色の世界を楽しめます。。

伸びすぎた枝は、開花後バランスよく間引くように根元から剪定してください。
また、花後と早春に置き肥を施してあげてください。
白い清楚な花が、深い緑の葉とのコントラストがとてもさわやかな一品です。
お庭の和風・洋風を問わず植えていただけます。

開花後バランスよく間引くように根元から剪定してください。すると小枝を多く出し、樹形が美しくまとまります。
また、花後と早春に置き肥を施してあげてください。
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ヒメカンゾウ
黄色い百合のような花が次々と咲き続けます。一つの花は一日で終わる単日花ですが生育は旺盛で、地植えにすると良く株が増えて花数が多くなります。とても扱いやすい一品です。
草丈が30cm程度の矮性種で、お庭の和風・洋風を問わず植えていただけます。

稀にアブラムシの被害が有るようですがハーブの「チャイブ」と混植する事で、被害を少なくする効果が有るようです。

また、花後に置き肥を施してあげてください。
鮮やかな黄金色の葉がオリンピックのアスリート達に与えられる金メダルの様に輝いています。それに加えてビビッドな真紅の花は、文字通り華を添えているようですね。

大ぶりのテラコッタに、こんもりと仕立てると、それはもう一つのオーナメントになるでしょう。

開花後バランスよく間引くように根元から剪定してください。すると小枝を多く出し、樹形が美しくまとまります。
また、花後と早春に置き肥を施してあげてください。
オリンピアード
ビクトリア
繊細な枝振りとシックなブロンズの葉が通好みの一品です。ルビーカラーの華が彩りを添えてくれています。一年草などの華やかなトーンの中に組み合わせると、ぐっと重みを増し、全体を引き締めてくれます。

ウツギの仲間としては、やや成長が遅い(矮性)性質ですので、花壇の手前に植栽する事もできます。写真は タニウツギ“バリエガータ”との組み合わせです。

開花後バランスよく間引くように根元から剪定してください。すると小枝を多く出し、樹形が美しくまとまります。
また、花後と早春に置き肥を施してあげてください。
とげがなく、お手入れの楽なモッコウバラには白花と黄花が有ります。
白花の特徴は、とても良い香りがする事。写真のようにアプローチのそばに垂らすと、そこを通るのが楽しくなる事でしょう。

伸びすぎた枝を適当な場所で切るだけで、毎年たくさんの花を咲かせてくれますし、比較的害虫の被害が少ないのもありがたいですね。

開花花後に不要な枝や混み合っている枝を切り落とし、株元に置肥をしてあげてください。
藤原定家ゆかりと言い伝えられる「テイカカズラ」は、初夏に甘い香りを漂わせる白い花を咲かせます。

常緑で、つる性の植物ですからフェンスなどに誘引してあげると、少ないスペースでブラインドを作る事ができます。窓を開けるたびにジャスミンに似た甘い香りが楽しめます。
また、直射日光をさえぎる事で、夏には省エネにも役立つことでしょう。


手入れはいたって簡単です。巻き付き型の植物では有りませんので、勝手に広がる事はほとんど有りません。余分に伸びたツルを切り取るだけです。

多少花付きが悪くなるようですが、日陰にも強く植える場所を選ばないのが嬉しいですね。肥料も小さなうちは開花後に置肥が必要ですが、有る程度成長した後は、余分な繁茂を避ける為にも、ほぼ無肥料で管理する事をお勧め致します。

左の紫色の葉は「スモークツリー“ロイヤルパープル”です。
モッコウバラ  白
テイカカズラ
極端な日陰でなければ場所も土質もあまり選ばない、とても性質の強い植物です。但し斑入りの品種であるため水切れを起こすと葉が焼けて見苦しくなるので注意が必要でしょう。

しかし、梅雨入り前まででしたら、剪定や刈込みを施していただければ、またピンクの新芽を出してくれます。  もっと詳しく
ハクロニシキ
北アメリカ東南部が故郷のアジサイの仲間ですが、気候が日本とよく似ているの地域なので、この「カシワバアジサイ」は元気に育つことができます。
ただし、乾燥には弱いので、植えつけるときはたっぷりの腐葉土を土に混ぜてあげてください。埋め戻しのときはたっぷりと水をあげて、土と根をなじませます。最後に乾燥防止の為に腐葉土を根元に敷いてあげます。

剪定は花ガラを摘み取る程度にした方が翌年の花付きが良くなります。大きくしたくないときは花が咲いている6月頃に剪定するようにすると良いでしょう。
花は切枝としてお楽しみいただけます。
カシワバアジサイ
南アメリカ原産のナス科のツル植物です。日本のヤマホロシとチョット似ているので、その名前で販売されている事も有りますが、別種になります。

性質は大変丈夫なのですが、暖かい所が故郷の植物なので、冬の北風が当たらない場所を選んで頂ければ露地植えも可能です。

春に肥効が長期型の肥料を施してください。肥料が効いている間中次々に花を咲かせて暮れます。但し、露地植えの場合は冬に備えて8月以降の施肥は控えましょう。
ツルハナナス
ストケシア
初夏にすがすがしい雰囲気の花を咲かせてくれる宿根草です。寒さにも強く土もあまり選ばないため、お好みの場所に植えていただけます。その際日当たりの良いところの方が花付きは良いでしょう。

白花種と青花種が有ります。

数年に一回程度、3月の芽が出る前に堀あげて2つ〜3つに株分けをしてあげる方が株が長持ちするようです。
さいたまコープ・ポレール