ジューンベリー バラ科 学名 【Amelanchier canadensis /アメランチャー・カナデンシス】 |
・ジューンベリはアメリカザイフリボクとも呼ばれ、バラ科の落葉高木で、北アメリカ東部〜中部が原産です。 日本では同じ仲間の「ザイフリボク:別名シデザクラ(Amelanchier asiatica)」が、本州、四国、九州にが自生している様です。それに比べ葉の先が尖り、細かい鋸歯が全体に有る事が特徴です。 ・近縁種の「サスカトゥーンベリー(Amelanchier alniforia )」と呼ばれる品種は、低木性で株分かれが良いので収穫を目的とする場合に最適でしょう。 その他、ピンクの花を咲かせる「ロビンヒル」・大実系の「バレリーナ」・樹形がスマートな「スノーフレーク」など多くの園芸品種が発表されています。 ・春に細長い五弁の白い花が咲き、辺り一面に霞がかかったように美しい花を咲かせ、清楚な雰囲気を持っています。6月も近い初夏の頃、「ジューンベリー(ジュンベリー)」のその名の通り鈴なりの赤い実を付け、黒味がかってきたら食べごろです。生食はもちろんジャムやジュース、果実酒などいろいろな利用方法が有ります。 ・葉は卵ほどの大きさで先は尖らず、互い違いに枝に付きます(互生)。 ・前年枝の先端から伸びた新梢の基部に開花結実しますので、剪定は実の付いた枝を間引く様にした方が次の年の収穫が多いでしょう。 軽い剪定で樹形が美しくまとまりますのでシンボルツリーとして良く利用されています。 |